こんにちは。Takitaです。
GoogleアナリティクスのUserID機能を利用するとサービスが持っているユーザーIDとGoogleアナリティクスのデータを紐付けることができます。
今回はUserID機能を導入してみたので導入方法についてまとめました。
User ID を使用すると、複数のデバイス、別々のセッションで発生したエンゲージメント データを固有の ID で関連付けることができます。
各 User ID は Google アナリティクスではユニーク ユーザーと見なされるので、より正確なユーザー数がレポートに表示されます。複数のセッションに渡って Google アナリティクスに ID と関連データを送り、各ユーザーの操作を総合的に把握し、継続的な関係を分析することもできます。
User ID 機能について - アナリティクス ヘルプ
デフォルトの状態だとUserID機能がOFFになっているのでUserID機能をONにします。
UserID機能は既存のビューでは利用できないので、ステップ3まで進めて新しいビューを作成します。
次はGoogleタグマネージャーの設定を行います。
左メニューの変数 > ユーザー定義変数の「新規」から変数を作成します。
他のサイトも参考にしてみましたが、 UserID
ではなく uid
を用いているケースが多かったため変数名は uid
という名前にしました。
次はタグを追加していきます。
以下のように設定してください。
&uid
uid
トリガーはすべてのページです。
UserIDが存在すればUserIDを設定するというコードを追加しました。
<script>
if (gon.uid) {
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
dataLayer.push({
uid: gon.uid
});
}
</script>
Googleタグマネージャーの設定が終わったら公開して確認してみます。
uid
も dataLayer
に渡ってそうですね。
UserID用に作成したビューにも反映されました!